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プロフィール?

author:来山輝依


建築士にだけは絶対にならないと決めた、建築学科生徒。
好きな人は輝夜。
好きな作家は森見登見彦。
趣味特技は、趣味特技は特になしと答えること。
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2011.11.03 Thursday

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キャラ作り
2010.06.30 Wednesday 02:13
 現実世界におけるキャラクターというのは大事なものだ。
個性として誇るべきものになりうるし、
それ以前に自己同一性の根拠の一つだからだ。

僕のこのブログでの探求による仮説の最も大事なものとして、
人は、自分というものを見いだせなければ生きていくことができない。
というのがある。今まで何度も述べている通りに。

というわけで、自己同一性の根拠足りうるキャラクターというものは、
自分を見出し、堂々たる自己を得るためのツールの一つたりうるわけだ。

で、だ。
キャラクターというものの持つ一つの皮肉と形容すべき性質に言及したい。
それは、
キャラクターを作ろうとすればするほど、彼のキャラクターは曖昧になっていく、
というものだ。

まあ少し想像すれば分かる話で、
自分はこんなキャラクターになりたいなあ、という思索を巡らし、そのキャラクターになるべく
服装や口調、クセや行動パターンなんかを演技しようとするとする。
それが確固たる信念を持ったキャラ作りであっても、
あらゆる角度やタイミングをそのペルソナで覆うことは不可能であり、かつ、
そのキャラ作りはかのキャラクターに飽きる、という根源的終焉を免れることができない。
要するに、意図的に完璧にキャラクターを塗り替えることはいかにも不可能である、
という話だ。

キャラクターというものは本人の内からにじみ出るものであって、
塗り固めたキャラクターというものは構築できないという話。

ちょっとした気まぐれで作ろうとしたキャラクターは、
十数年やら数十年の人生における経験や選択に基づいて構築された
当人の本当のキャラクターを塗り替えることができようはずがない。
逆に、ふらふらとさまようキャラクターという名のペルソナが、
本来のキャラクターというものを曖昧化し、著しく損なうことすらありうる。

そもそもキャラ作りというものは、キャラクターを通じて自己同一性を得よう、
とする行動と理解しうるわけだった。
自分の存在がわからない。から、
自分のキャラクターが嫌いだ。から、
自分をこんなキャラクターにすればよいのではないか。という、
安直な、もしくは沈痛なる帰着がキャラ作りである。
そのキャラ作り自体が、本来自分が求めているはずだった、
本来のキャラクター、というものを損じてしまうのだから、それは皮肉である。


キャラクター、というか、ゆらぎない自己同一性を得たいのならば、
自分の内面と向き合いなさい。
自分がいかなる人間であるかというものを客観的に、冷静に把握してこそ、
人間は実のある一歩を踏み出せる。
外面に求めるものではない。
キャラクターというものは自分の内側にあるのだ。


余談ではあるが、ネットというのはキャラクター作りが簡単な世界。
なので面白いと言えば面白い。
かくいう僕も、このブログでは遊びとして様々なキャラクターを演じているつもりだ。
キャラクター作りが簡単な理由は、

外見や声などの情報がシャットアウトされる、
表情や行動、目線やなどの繊細なシグナルがすべてシャットアウトされる、
見せたい情報だけを見せられる、
非リアルタイム性ゆえに、自分の言動を推敲、選択することができる、
大量の匿名の存在を意識したたちふるまいが重要になる、

など、ほんの5秒考えただけでポンポンと出てくる。
なるほどこれはこれでおもしろい。
ただ僕は、人間関係の面白さの真骨頂は、様々なシグナルの読み合いだと思っている。
ので、やはり現実世界よりも面白い仮想現実なんてない、と
声を小さくして思いついたばかりの主張を述べるわけです。


長文失敬。
課題をやりましょう。
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甲斐性
2010.06.29 Tuesday 22:24
 だれだったかの人が言っていたのを思い出します。
甘えるのも甲斐性だ、と。

言われてみると全くその通り。
ここぞというところで甘えることのできるかできないかは大きな差になる気がします。
ここでいう甘えって言うのは、幼児的な、もしくは恋人的な甘えとは少し趣を異にします。

どのように表現すればいいでしょうかね。
実はできるけれどあえてやらずにやってもらい、わざと借りを作る。
といったところでしょうかね。

この人はここで頼ってもらえたらすごくうれしい気持ちになるんだろうな、
という気持ちを汲み、甘える。
良い人間関係じゃないですか。
愛がある関係と言えると思います。


個々人の話とすると、僕自身は甘えるのは得意だと自負しています。
ただ、人の選り好みが激しいので、甘えてやろうと思うような人間があまりいなかったりします。
自分でももうちょいおどけたり甘えたりするハードル下げてもばちはあたらないと思ってるんだけど。
これこそ宝の持ち腐れと言うやつです。

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設計製図
2010.06.29 Tuesday 01:30
 ・・設計クライシスは輪廻する。

課題の提出が来週なので、作り始めましたが、結構大変です。
博物館の課題なのですが、博物館って一言で言っても色々な機能があるから難しいのです。
色々な機能があるから様々な動線が絡み合ってしまい、
それをうまく秩序立たせるのに四苦八苦します。

一に言うまでもなく利用者の動線。
二に学芸員の動線。
三に付属施設利用者の動線。

今回は東京大学の付属ということで、大学とのつながりの動線も考えなければいけません。

動線のからめかたの他にも、例えば搬入。
動物の死骸なんかを搬入するためのルートを確保しなければいけなく、
また、搬入したらエレベーターでうまく各階をつながなければいけません。
ある程度大規模施設である故、機械室の配置なども考えなければいけません。

他にもトイレの配置や、売店、休憩所、喫茶スペースなどの設計、
その上で展示空間、展示方法の設計。
このような様々な要素を考えたうえで、

かつ空間の採光やつながりなども考慮にいれる必要があります。
光の入り方や、中に入った時の空間の見え方。
博物館なのですから、展示に向かう足がワクワクするような並べ方をしなければいけません。

他の重要な点として外観もあります。
東京大学の構内に配置するのですから、それなりの外観を保つ必要があり、
かつ建物の前の敷地内外部空間なんかも博物館へと人が集まるスペースですから、
それ相応の設計が必要となります。


ということで、設計課題は様々な要素を考えた上での立体図形問題といえるのでしょうか。
その上で同時に芸術の問題でもあるから難しいですね。
果たして一週間で終わるのでしょうか。
一週間前まで放置してよかったのでしょうか。

課題が来るたびにこの煩悶にとりつかれます。
卒業するまで、あと6回ほどでしょうか。
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雰囲気の問題。
2010.06.28 Monday 02:46
 ふと思い立って怖い話の実況プレー動画を見ているのですが、
怖い。

ホラー耐性に関しては、第三使途のATフィールド程度の強さならあるだろう、
とは思っていたんですが、いかんせんよくない。
真夜中に聞くと良くない。

昼間に聞くと、ああ、人の錯覚がかくして形而上の心霊現象を生みだすのだなあ。
と、冷静にというか半分見下しながら見れるのですが、
真夜中のシーンとした時間帯に、疲れ切った時間帯に怖い話を聞くと、
反発することもできずにただ怖い。

ここで問題としたいのは、昼間に見た時と真夜中に見た時の差なのです。
そう。
時間帯によってこうも人の心持と言うのは変わってしまうのだなあと。
ましてやこの僕においてですよ。

人格は変遷するということなのでしょうか。
バイオリズムというやつでしょう。
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音楽
2010.06.27 Sunday 14:34

昔から妄想していたことなんですが、
平安時代の人間に今のロックとか聞かせたらどういう反応するんでしょうか。


ちょっとした予想はできます。
貴族の目の前で演奏したらあのやかましい気違いを放り出せ、ってなるでしょうけど、
村のど真ん中で歌い出したらみんな集まって踊り狂ってくれる気がします。

想像するだけで楽しいものです。
彼らは音楽なんて歌と旅芸人の楽器くらいしか知らないんじゃないでしょうか。
普段は鳥や虫の声で耳を慰めている方々。
の前であのやかましい曲を演奏するのです。
ギターの音なんて生まれて初めて聞いた響きでしょうね。
8ビートなんて心臓に悪い。

でもやっぱり、音楽の魅力ってのは時代も土地も超えてくれると思うのです。
僕らがライブを楽しむように、
全身で不思議な響きを受け取り、魂で理解してくれるのではないか。
音楽にはそう思わせる不思議な力がありますよね。

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wii
2010.06.27 Sunday 13:38
 ゼノブレイドやってみたいなあ。
ゼノギアス厨としてやったら痛い目見るのかな。
でもすごく評判良いし、音楽が神じゃないかな。

http://www.nicovideo.jp/watch/sm11016952

こういうの大好き。
だれかWii貸して。
っていうか部室のWii、おれ5000円出したんだから少しくらい借りても良いだろう。
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はて
2010.06.26 Saturday 03:06
 ただいまかえりました。主に元気です。

さて、何の話をしましょうか。
ブログを書いていない間、色々とネタが思い浮かんでは、
どうせ書く気にならないから忘れ去られるんだろうな。
というのを繰り返していたのですが、案の定ですね。
何も覚えていません。
片隅にあるメモには、
「我が人類愛について」
と記された断片が残っているのだが、
どうにも人類愛なんかでエントリーを書ける気配はしない。
ので身辺の変化について書くと、ひとつのちょっとした実感が、

大学生活が始まったのか?
ということだ。
大学の勉強の内容は面白いし、
バイトで一応散財できる金があり、
適当に暇で、局地的に忙しく、
安定し、停滞した友人関係を持つ。
彼女はいない。
模範的東大生と言えないだろうか。
なにか、大学生活と言うものの実感がわいてきたので、
いや3年目ではあるのだが。
大学生のうちに色々やってみたいなと言う意欲がわいてきた。

まあ僕のことなので別にそんな大業なことではないけど、
お金貯めて京都あたりに2週間くらい亡命しようかなと思っている。
独りで。

いやあ、僕らしい。
独りでも、というかだからこそ、大学生活は楽しいのだ。
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らくがき
2010.06.25 Friday 01:33


四畳半神話体系より。
アニメのイメージが結構違ったというか、別に違くはないんだけど
アニメであそこまでデフォルメしちゃダメだろ。
と思ったので、勝手なキャラデザ。
樋口師匠はかっこよくないと認めない。


 

落書き。
遠目で見てれば色彩バランスは良い感じ。
細かいところは適当なので落書きどまり。
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運命的出会い
2010.06.24 Thursday 15:05
 森見登見彦をふと手にして読んだわけだ。
そしてつまり、僕が小説を読んでいたのはこの作家の本に出会うためなのか。
ということを確信した。

流行に乗り遅れていると言うのかもしれないけれど、流行に乗ってファンになるよりは、
流行に乗らないで偶然ファンになるほうが、なんだか運命的ではないかな。
運命的な出会いほど僕にふさわしいものはないので、やはり僕らしい。
ということで、今から森見作品をリストアップして全品揃えに行くわけだ。

それにしても、ここまで感銘を受けた作品はない。
好きなものに出会えるということは良いことだ。
機嫌が良いのでブログを書く。
読者及び筆者は、この僕にブログを書かせしめた森見さんに感謝すべきだ。
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四畳半
2010.06.20 Sunday 04:14
 四畳半的神話体系がすっごい面白かったよ。
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